恋愛ラプソディ

占い師いしすうらなの恋愛コラム。恋に落ちたら恋に悩んだら、全ての男女の皆様、読んでみてください。せつなく苦しく狂おしくそして愛しい。

俺じゃだめか

彼女の本気の抵抗にむなしさを感じつつ、
それでも俺はラストのチャンスにかけた。

嫌がる両腕を俺のネクタイで縛り上げ
怯えて涙を流す彼女をみつめた。

彼女を乱暴に押し倒した。
欲望のままのキス
自分よがりの抱擁
偽りのメイクラブ
彼女から返してくれる優しさは何一つなかった。

いつか二人で選んだブルーのソファーの上で
彼女は全てをあきらめたかのように静かに目を閉じていた。
まるで人形のようだった。

「目、開けて」
俺は自己嫌悪に苛まれていた。
こんなことをしても彼女はもう戻ってはこないのだ。
傷つけてしまっただけだ。

彼女の長いまつげは涙に濡れていた。
それでも見開いたその瞳は強くて彼女の心の中のようだった。

俺を好きだと愛してると言ってくれた彼女はもうそこにはいないのだろう。

俺は彼女の拘束を解いてやり
彼女を抱き起こし彼女を自分の胸に引き寄せた。

冷たい空気が俺を包みこんだ。
拒絶なのか俺への哀れみなのか
とにかく彼女はおれを全身全霊で否定していた。
「そんなに震えるほど、俺が嫌いか?」

「ごめんなさい。やっぱり無理なの。好きなの、あの人のこと・・あなたの友達なのに。
心変わりしたのは・・・悪いのは・・私なんだから、私の事はもう捨てて」
彼女は自分の言葉に酔うように捨ててくれといい続けた。

そうしてひとしきり泣き続け、やがて彼女は帰り支度を始めた。
俺はグラスにバーボンをそそぎ一口飲んだ。
強い酒も俺を救ってはくれないのだろう。

「・・・あいつさ、ずっとつきあってる彼女いるぞ、それでもいいのか?」

「・・・それでも、いい、振り向いてくれなくてもいい」

「それでいいのかよ。今までどおり俺といればいいだろ?俺よりあいつが好きでもいいよ。俺はお前が好きだから」

彼女は息をのみ、何度も何度も俺に深く頭を下げた。

そしてさよなら、いままでありがとうと言って部屋を出て行った。
はかないけれど綺麗な笑顔だった。
俺への彼女からの最後のプレゼントなのかもしれない。



なあ、俺じゃ、だめなのか・・・・・

俺のつぶやきは雨音にかき消された。


→ 
心を縛り付けておける呪文があったらいいのに

心まで抱きしめて

滴り落ちるあなたの汗が私の頬を濡らす
あなたはつややかな黒髪を揺らし
あなたのクールな瞳が少しだけ甘くなる


余裕のなくなったような吐息をもらす。
耳元で何度も私の名前を呼ぶ


その瞬間だけは私を確かに愛してくれるのだと錯覚させてくれる

私を切なくさせ
私の全てに快楽をもたらす
私を抱きしめ
私を揺さぶり
私を天へと誘い込む

悲しいのか
嬉しいのか
むなしいのか
もうわからなくなる
「好きなの、私だけをみて」
あなたはいつも無言で曖昧な笑みをうかべる

あなたは私を抱きながら
誰のことを思っているの?


私の心はあなたを求めて
そしていつも迷子になる。

→あなたの傍にいる彼は幻ではないはず。
恋をすると確かな言葉が欲しくなる。
心も身体も愛する人の全てが欲しくなる。


視線が合わない

「あの、私、ゆうくんのことが、す、好きなんです。よかったらつきあってくれませんか」

「えっ。俺、あなたのことあまりよく知らないし、それに、
今 彼女とか欲しくないんだ。勉強とかバイトとかバンドとかあって忙しくて余裕ないんだよね。ごめんね」


ゆうくんは私をちらっとみただけでそれっきり視線を合わそうともしてくれない。

「いえ、ごめんなさい。突然、こんなこと言っちゃって」

私は泣かないようにぐしゃぐしゃの笑顔を無理やり作ってその場から逃げるように
走った。ゆうくんはすまなそうな表情を浮かべていた。
私のせいで彼の丹精な顔を歪ませてしまったのかと思うと
酷くいたたまれない気分になった。
あなたを好きになってしまってごめんなさい。


うーん、<今>という恐怖のフレーズ

今は彼女欲しくない
今は誰とも付き合う気がないんだ
今は無理かな

今じゃなければいつならいいの???とつっこみたくなりますよね。
明日なら明後日なら1年後ならいいのか???

<今>という言葉が出てきたら、
本当に気が向いたら今後お付き合いできる可能性もあるかもしれませんが
多くは、悲しいけれど、
<自分の好みのタイプではないのでおことわりです>
という意味なのではないかと思います。

明日にでもゆうくんに彼のど真ん中のタイプの女の子が告白したとしたら
すぐにでも彼はOKを出すのではないでしょうか。

★★彼を好きになったこと後悔しないでくださいな。
人を好きになるということはとても素敵なことなのですから。

キスまでの距離

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

日向子 既婚 30代

★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★

日常をブレイクしたかった。

ほんの少し刺激がほしかっただけ。



子どもは学校へ。

夫は残業続きの会社。

夫婦の会話もあまりなく

触れ合うことも少なくなった。



お気楽だけれど退屈で思考することもなく

何をするわけでもなく

まったく生産的でもない日々。



その日もいつもと同じように

ぼんやりとPCの前に座った。

サイトをぐるぐると見学してみた。



既婚者同士の出会い



それはどこかへ通じるドアのようで

その文字がキラキラと私には輝いて見えた。



ハンドルネーム、趣味、

うーん、コメントはどうしよう、

どんな人が希望?

そうだなあ、同世代で、あれ??同世代って何歳まで?

優しくて話題豊富な人がいいな



キーボードを叩き私のプロフィールもどきは完成した。

投稿!

こんなことで何かが変わるのだろうか。

ため息をひとつついてみた。



ほんの数分後、一通のメールが届いた。



【はじめまして、ひなさん

これから楽しくメールできたらいいですよね。



既婚の会社員です。

同世代ですね。



平日に休みが取れたりもします。



ちなみに180cmくらいで太っていません。



趣味はギターかな

スポーツも得意だよ】



彼の名前はジンという



★★



その海沿いのホテルの部屋は

絶妙なほの暗さだった。

私の羞恥も抵抗感もいつのまにかなくなっていた。



「そんな目をして俺のこと誘ってる?

こんなふうにキスされて

こんなふうに抱きしめられて

こんなふうに熱く翻弄されて

こんなふうに愛されたかった?」

ジンの唇は私を酔わせ堕落させる。

ジンの声は私を惑わす。



たった1週間で私はジンの腕の中にいるのだ。



★★



ジンからメールが来た翌日に私はカフェテリアでジンと対面していた。

いたずらな瞳で私に優しく笑いかけきれいな指で私の髪に触れる男。



「後悔させないから、

俺がひなのことあたためてあげる」

私の耳元でジンがそう告げた。

そして唇をそっとかすめるだけのキスをされた。

その瞬間ジンに堕ちていくのだと思った。



★★




静かに回転を始めた運命の輪
悪魔の囁きは甘く切ない。

あなたは今幸せですか?

結婚しました。

綺麗なはがきに
少し照れて笑っている彼
彼の傍らで微笑んでいるのは私の親友。

可愛くて素直で一途で優しくて思いやりがある彼女。
素直になれなかった私とは180度違う彼女。

一年前。
あの日も今日のように春一番が吹き荒れていた。
「俺のこと好きか?」
私はいつになく真剣な彼のまなざしに答えることができなかった。
「もちろん好きだよ、友達として」
そんなふうにごまかした。
自分の心に嘘をついた。
本当はおかしくなるくらい彼が大好きで
私の全てだったのに。

私の涙と私の言葉はもう彼には届かない。

愛してる。
今でもこれからも
生涯あなただけを愛していく。



→ 届くよ、きっと。勇気を出して。
遅くなんかないと思います。
好きという気持ちを伝えるだけでもよいのではないでしょうか。

愛されたい


どんなに好きでも
どんなに愛しても
どんなに思いを寄せても
どれほど涙を流しても
手に入れられないあの人。
私だけのものにならないあの人。

どうしたらあの人の瞳に私だけが映るようになるの?



ただ好きなだけならば苦しくはない。
それ以上を望むから切なくて誰かをうらむようになってしまう。

せつないね。

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プロフィール

Author:うらな
占い師いしすうらなです。
2008年4月2日お引越しいたしました。引き続きよろしくお願いいたします。→
うらなの恋愛ラプソディ


西洋占星術、Tarot 四柱推命など。
恋愛、復活愛、人生、仕事、結婚、不倫、天職
毎日が修行中。

あなたは何をするためにこの世に生まれてきたのでしょうか?占いなら本館へ
Isis Urana's fortune land


徒然なるままの日記でございます。
紅に染まったこの私

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