心まで抱きしめて
滴り落ちるあなたの汗が私の頬を濡らす
あなたはつややかな黒髪を揺らし
あなたのクールな瞳が少しだけ甘くなる
余裕のなくなったような吐息をもらす。
耳元で何度も私の名前を呼ぶ
その瞬間だけは私を確かに愛してくれるのだと錯覚させてくれる
私を切なくさせ
私の全てに快楽をもたらす
私を抱きしめ
私を揺さぶり
私を天へと誘い込む
悲しいのか
嬉しいのか
むなしいのか
もうわからなくなる
「好きなの、私だけをみて」
あなたはいつも無言で曖昧な笑みをうかべる
あなたは私を抱きながら
誰のことを思っているの?
私の心はあなたを求めて
そしていつも迷子になる。
→あなたの傍にいる彼は幻ではないはず。
恋をすると確かな言葉が欲しくなる。
心も身体も愛する人の全てが欲しくなる。
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